キャデラックSTS

キャデラックSTSはアメリカの自動車メーカーゼネラルモーターズが高級車部門のキャデラックブランドとして、2005年から2011年まで製造販売していたミドルクラスの高級4ドアセダンです。キャデラックSTSはセビルのスポーツモデルの後継車種として登場し、2012年にFF車のDTSと統合され、XTSにモデルチェンジされました。なお、STSはセビル・ツーリング・セダンの略です。

キャデラックSTSの特徴は、駆動方式を後輪駆動にすることでスポーティさを追求したことで、全幅もセビルとり50mm狭くしてバランスが良くなっています。パワートレインは最高出力238kw、最大トルク420N・mを発生する4.6リッターV8エンジンと最高出力189kw、最大トルク342N・mを発生する3.6リッターV6エンジンの2機種となっています。前者は、動力性能に余裕があるので、車両重量が重いボディでも苦もなく加速していきます。クルージングに入れば回転数が低く抑えられる分、静かで滑らかな走りとなります。それに対して後者は、V8に比べると動力性能に余裕はありませんが、軽快な吹き上がりのフィールが魅力で、価格の安さからもおすすめです。

足回りは、アメ車のような柔らかい感じではなく、欧州車のように比較的固めのセッティングで、高級スポーツカーらしいゆったりとした中にも、軽快かつ安定したハンドリングを実現しています。またその傾向は、スポーツモードを選択するとより一層深まります。スポーツモードでは、電子制御でダンパーの硬さを変えることができ、ロールの少ないスポーティな走りが可能となります。

またセビルではブレーキの性能が弱点として指摘されることが多かったのですが、STSではブレーキの性能もアップしており、フェードもしにくくなりました。動力性能に見合ったブレーキといって良いでしょう。特に、日本のような山坂が多い地形でも、安心してドライブすることが可能です。


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